「呪術廻戦」コミック1巻の内容とレビュー!呪いの漫画?
今更ながらに「呪術廻戦」コミック1巻について、触れていきます。
来年放送予定のアニメに向けて、今からでも復習していきましょう!
「呪術廻戦」コミック1巻!指を食べて…
宮城県のとある高校で、呪霊が大暴れ。
高校生を今まさに飲み込もうとしています。
絶体絶命の大ピンチに登場したのが、東京都立呪術高等専門学校から派遣された伏黒恵。
そして、本作の主人公である虎杖悠仁(いたどりゆうじ)です。
呪霊に飲み込まれかけているのは、虎杖と同じ部活の部員達。
彼らを助けるために、劇薬となる両面宿儺の指をパクっと丸呑み!
指を体内に取り込み、強い呪力をもって呪霊を退治したのでした。
しかし指の副作用により、宿儺は虎杖の体へ…。
普通の人間ならば、即死しても不思議ではありませんが、虎杖悠仁の体は無事。
意識もハッキリしています。
とはいえ、体の中にある宿儺が暴れたら大変です。
悠仁に課せられた罰は「秘匿死刑」!
あんまりです。
ただ指を食べて宿儺を上手く取り入れた事例は、歴史的に見てもほとんどなし。
今死刑にするのは、呪術師から見ても大きな痛手となります。
どうせ死ぬなら、指を含めた両面宿儺のパーツを全て体内に取り込んでから。
そして宿儺を抑え込めば、呪いに苦しむ人はいなくなるかもしれません。
残りの指を探すために、身につけた呪力を上手く使いこなすために。
さあこれから、ウキウキの学園生活が始まると思いきや…。
衝撃的過ぎる展開が…。
当時リアルタイムでジャンプ連載を追っていた人にとっては、かなりの衝撃だったのでは?
レビュー!呪術廻戦と鬼滅の刃
世間の注目は「鬼滅の次に来るアニメ」で、持ち切りとなっていました。
そこで「ネクスト鬼滅」として名前があがった作品こそが、今回紹介した「呪術廻戦」だったのです。
ネクストの呪い
個人的な考えになりますが「ネクスト○○」と、安易に冠をつけるのは気分的によろしくないです。
マスコミが「次に流行るもの」と騒いだものは、漫画やアニメ以外にもたくさんあります。
しかし「ネクスト○○」とまつりたてられると、二番煎じ扱いはまぬがれません。
比べられることもあるので、どうしても不利になります。
「呪術廻戦」は、ネクストという名前の呪いにかかってしまったのかもしれません。
呪いをはねのけて大ヒット!
圧倒的に不利な中にあった「呪術廻戦」ですが、アニメ化も相まって大ヒット!
ただヒットの確信は、ジャンプ編集部も連載当時から持っていたようでした。
1巻から絵柄は安定。
物語の筋道もしっかりしています。
展開も早く、途中でだれることもありませんでした。
「呪術廻戦」が持つ力を考えたら、ネクストという呪いは蚊に刺されたようなものかもしれません。