呪術廻戦0巻のレビュー - BBAが生意気にも週刊少年ジャンプを読んでみた件

大ヒット映画「劇場版呪術廻戦0」。

www.youtube.comこちらの映画の原作となる、コミック版「呪術廻戦東京都立呪術高等専門学校」を読みました。

「呪術廻戦」の0巻です。

コミック版「呪術廻戦0」の、大まかな内容とレビューです。なお極力ネタバレは抑えていますが、映画・コミック未見の方はご注意下さい。

乙骨優太

折本里香

五条悟

禪院真希

狗巻棘

パンダ

夏油傑

東京都立呪術高等専門学校へ転入した、乙骨優太。一見すると頼りない青年ですが、強い呪いで人を危険に追いやるほどの人物です。

クラスメイトである、禪院真希・狗巻棘・パンダと共に学校で修行。さらに呪いを解くために、小学校や商店街へと赴きます。

そんな中、呪いを解くために奔走する乙骨裕太を見つめる1人の男。彼の正体は？

一見すると、超典型的な少年漫画です。ただ深掘りすると、優太と里香の純粋すぎるラブストーリーであるのがわかります。

純愛物語を描いた映画や漫画の大半は、惚れただけのもので空虚に感じてしまいます。

大恋愛を経て結ばれたとしても、案外つまらないことで別れそうなカップルの物語ほど退屈です。

「呪術廻戦0」を傑作におしあげたのは、まじりっ気のない優太と里香の純愛でしょう。2人が結婚をして家庭を持ち、子供を作るのは不可能です。

でも我が命よりも愛する命の方が尊いという精神は、他の作品では見かけません。

愛ほど怖い呪いはないものの、愛ほど素敵なものはないのです。

コミック1ページから、呪術廻戦ファンにとってはニヤッとするシーンになっていました。

また乙骨優太のキャラは、本編に登場したあのキャラとリンクしているような気がします。

私の思い過ごしかもしれませんが…。

ただ学校で酷いイジメを受けていたこと。そして「呪い」が関わっていたこと。漫画キャラで、ここまでの共通点を持たせるのかと思った次第です。

ここまで読んで、原作未見の方は何のこと状態でしょう。曖昧なレビューになってしまいましたが、詳細を書いてしまうと本当にネタバレになってしまうのでご勘弁を。

気になる方は、呪術廻戦0巻と呪術廻戦の本編を御覧下さい。

「呪術廻戦0巻」で重要なキャラクターとなるのは、夏油傑です。彼が何者かについては、本編で少し触れられてはいました。

しかし肝心のラストがどうなったのかは、ぼかして描かれています。ぼかされているにも関わらず、何が起きたのかは明白。

プロの漫画家ってすごいですね！

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