SPY × FAMILY 1巻を深掘りしてみた!
今回とりあげるのは、2期放送が決定した漫画「SPY×FAMILY」の1巻です。
アニメはガッツリと見ていましたが、原作はサラリと触れた程度。
近くにコミックレンタル店があるので、思い切ってレンタル。
元書店員でもあったBBAが「SPY ×FAMILY」の内容と、内容に合ったコラムを書きます。
SPY × FAMILY の内容
コードネーム黄昏(たそがれ)は、西国(ウェスタリス)で暗躍している凄腕スパイ。
どんなに困難なミッションでも、冷静沈着に遂行!
今回、黄昏に課せられたミッションは「オペレーション・ストリンクス(梟)」。
東国(オスタニア)の国家統一党総裁ドノバン・デズモンドに近づき、動向を探るというもの。
ただし、ドノバン・デズモンドは滅多に表に出る人物ではありません。
唯一接近できるチャンスは、デズモンドの子供が通っている名門校の懇親会のみ!
黄昏はミッションのため、子供と妻を作り、国の平和のために戦うのでした。
色んな意味で
黄昏は「ロイド・フォージャー」と名乗り、とある孤児院へと向かいました。
孤児院で出会ったのは、少女のアーニャ。
ロイドは、天真爛漫なアーニャに振り回され疲労困憊になるも、何とか一次試験の筆記試験をクリア!
次の二次面接試験では、両親揃って臨まなければいけません。
コラム:スパイ作品について
スパイの映像作品は歴史があり、古いものだと1920年代の頃からすでに登場していたそうです。
大まかな流れとしては、スパイに司令が下されて調査し、最後は悪の親玉と戦うというもの。
正直なところ、おおよその展開は想像できます。
ただ「SPY × FAMILY」については、全く想像がつきません。
メインの登場人物がロイドだけで、娘役や奥さん役も同じくスパイだというのなら、つまらない展開になったでしょう。
ラストも、何十年も受け継がれたお決まりパターン。
ところが!!
娘役には孤児院から引き取ったアーニャで、スパイとは何の関係もない少女。
妻役には、役所にお勤めの普通のOLであるヨルさん。
更に!!!
アーニャには人の思考を読み取る超能力者で、ヨルさんは暗殺者。そして父親役であるロイドは、凄腕のスパイと来た!
こんなの、面白いに決まっている。
余談:スパイの暗号ってあるのか?
コミック冒頭、新聞からの「C暗号」で司令が下されるシーンがありました。
「SPY × FAMILY」だけではなく、スパイに関する映画でも度々「暗号」は登場します。
では、実際のスパイも暗号は使っていたのでしょうか?
ちょっと調べてみると、ガチスパイは本当に暗号を使用していたそうです。といっても90年近く前のこと。また暗号そのものは、数千年も前からすでに存在していたとか。
まさに「わくわく!」な事実です。
ことの的ナイスなシーン
- ロイドとアーニャ初対面のシーン
- 「オペレーション・子育て」に悩む凄腕スパイ
- かっこいい、うそつき
- ロイドとヨルのプロポーズ
- 巻末の「OMAKE」